笠間稲荷神社東京別社
2017.08.10[ 神社 ]
「日本三大稲荷」のひとつに数えられる茨城県・笠間稲荷神社の分社
笠間稲荷神社東京別社
「日本三大稲荷」のひとつに数えられる常陸国(茨城県)笠間稲荷神社の分社「笠間稲荷神社東京別社」。
江戸末期の1859年に、常陸笠間藩第8代藩主の牧野貞直が江戸の下屋敷内に御分霊を奉斎したのが起源と云われています。いわゆる「屋敷神」ですが、本社に倣い「紋三郎稲荷」として崇敬され、毎年初午の日には庶民の参拝を許したそうです。
御祭神は、宇迦之御魂命。
社殿は先の大戦時に空襲によって焼失しましたが、戦後に再建されました。
現在は日本橋七福神のひとつとして、寿老神を祀っています。
ちなみに「日本三大稲荷」は、明確に規定されているものではありません。京都の伏見稲荷大社は必ず入っているのですが、他では愛知の豊川稲荷、佐賀の祐徳稲荷神社、そして茨城の笠間稲荷神社が文字通り「争っている」(言いあっている)状況です。まあこの中では「豊川稲荷」は厳密に言えば「神社ではない」のですが、何せ神仏習合の時代が長かったわけですから、それだけを理由に優劣もつけられませんし、また「日本五大稲荷」を唱える神社も多数あるようですから、この辺りはもう「自称」でしかないですね。。
最寄駅は都営地下鉄新宿線「浜町」駅、あるいは東京メトロ日比谷線・都営地下鉄浅草線「人形町」駅。どちらからも徒歩2・3分ほど。
理由?あるいはご縁?はよく知らないのですが、こちらでは相川七瀬さんがデザインしたという御朱印帳が頒布されています。