町屋神社(横浜市金沢区町屋町)
2022.11.29[ 神社 ]
元町屋村の鎮守
町屋神社(横浜市金沢区町屋町)
豊臣側の家臣が牛頭天王を祀ったのが起源と伝わる「町屋神社(横浜市金沢区町屋町)」。
江戸時代初期の1615年(慶長20年)、大坂夏の陣によって大阪城が落城した後、豊臣側の家臣がこの地に流れ着き、牛頭天王を祀ったのが起源と伝わっています。江戸時代には町屋村の鎮守となっていました。
境内に掲げられている『町屋神社由緒』には、以下のように記されています。
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当社は地元の言い伝えに寄れば、大阪城落城後、豊臣側の家臣が元和元年(一六一五年)この地に移り住み、牛頭天王(ゴズテンノウ)を祭ったのが起源とされています。
牛頭天王は八岐大蛇(ヤマタノオロチ)を退治して有名な素盞嗚尊の別名で、京都祇園の八坂神社がその本社です。
自然界、人間界の罪やけがれや悪い病気を追い払って、人々の生活を守ってくれる神様です。
文化六年(一八〇九年)四月、町屋と洲崎の両村が協議し、天王社を二社に分け祀ってきました。
しかし明治二年(一八六八年)神仏分離令により、天王社を町屋神社に改称し、氏子区域を町屋町に限定しました。
社殿は、宝暦九年(一七五九年)改築されましたが、現在の社殿は関東大震災後に再建されました。
七月の祭礼で御神輿が氏子町内を巡幸する天王祭は金沢地方ではこの町屋神社が最初と言われています。
昔、御神輿の上に取り付けられた鳳凰は、今でも宝物として大切に保存されていますが古老によれば運慶の作と言い伝えられています。
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御祭神は、素盞嗚尊。
現在は富岡八幡宮の兼務社となっています。
最寄駅は、京浜急行本線「金沢八景」駅。徒歩約15分ほど。
正面の鳥居。
境内の風景。
手水舎。
拝殿。
拝殿前の狛犬。
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MAP
神奈川県横浜市金沢区町屋町4−20