笠森稲荷神社(横浜市金沢区瀬戸)
2022.12.24[ 神社 ]
金沢藩の陣屋内にお祀りされていたというお稲荷さま
笠森稲荷神社(横浜市金沢区瀬戸)
かつて武州金沢藩の陣屋内にお祀りされていたというお稲荷さま「笠森稲荷神社(横浜市金沢区瀬戸)」。
金沢は現在の横浜市内では唯一の大名(武州金沢藩)米倉氏によって陣屋(藩庁が置かれた屋敷)が置かれた場所。この神社に行く道の途中には「六浦藩陣屋跡」と呼ばれる場所(といっても実際は現在も米倉氏の子孫が住んでいらっしゃる個人宅)を通過します。
ネットの情報によると、笠森稲荷神社はかつてこの陣屋内にお祀りされていたものを、維新後に「近隣の方々もお参りできるように」ということで現在の場所に遷した、とのこと。
米倉氏は、元々は甲斐武田氏に仕え、武田氏滅亡後に徳川家康に仕えた一族。金沢藩初代藩主となった米倉忠仰は、やはり武田氏滅亡後に徳川家康に仕えた柳沢氏である柳沢吉保の実子なのだそう。
最寄駅は、京浜急行本線「金沢八景」駅。徒歩約5・6分ほど。
民家の軒先を(失礼して)通った先の茂みの中にあります。
正面の鳥居と社標。
その先には丹塗りの鳥居が2本。
社殿。
社殿前からの眺め。
こちらは「六浦藩陣屋跡」と呼ばれる、現在は個人宅の門扉前の石段。神社に向かう道の途中にあります。
MAP
神奈川県横浜市金沢区瀬戸14