若宮八幡神社(横浜市瀬谷区上瀬谷町)
2022.09.21[ 神社 ]
旧瀬谷村北部の鎮守として祀られていた神社
若宮八幡神社(横浜市瀬谷区上瀬谷町)
戦国時代創建・旧瀬谷村北部の鎮守として祀られていたと伝わる「若宮八幡神社(横浜市瀬谷区上瀬谷町)」。
戦国時代の永禄年間(1558〜1569年)に、当地の旧家の祖と伝わる岩崎丹後守により勧請・創建されたのが起源と云われています。現在地には東名高速道路の建設に伴い1968年(昭和43年)に遷座しました。明治期の地図を見ると、東名高速を挟んだ反対側(現在パチンコ屋さんがあるあたり)にあったようです。
拝殿横にある『記念碑』と書かれた石碑には、以下のように記されています。
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當八幡宮は瀬谷町五メ目、上瀬谷、竹村、中屋敷各町の鎮守として古来瀬谷町八三六三番地に奉斎されていたものであるが偶々東名高速道路の建設計画が実施の為め當宮も移転の止むなきに至り氏子相寄り種々協議の上當地に同面積の敷地を確保し昭和四十二年三月起工境内を整備社殿並に諸施設を移築改装し昭和四十三年三月竣工し同年四月十四日遷宮を執行した嘗ては周圍六、七米に及ぶ松杉繁茂し鬱蒼たる境内であった今や東名道路の完成に依って日本の動脈を望み首都の出入口に位置を占めた當宮に氏子崇敬者のみならず日本の表通りを行き交ふ全てのものの上に大いなる御神徳を願いつつ此の記念碑を建立するものである
昭和四十三年四月吉日
氏子中
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御祭神は、誉田別命。
現在は瀬谷諏訪社の兼務社となっているようです。
最寄駅は、東急田園都市線「つきみ野」駅。徒歩約30分ほど。
神社入口。
拝殿。
境内社。
境内社。
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神奈川県横浜市瀬谷区上瀬谷町40−8