関神社(川崎市中原区)
2021.07.07[ 神社 ]
関蝉丸神社から御分霊を勧請し創建したと伝わる神社
関神社(川崎市中原区)
江戸時代初期創建・武田家家臣の末裔が創建した「関神社(川崎市中原区)」。
1605年(慶長10年)に、甲斐武田家の家臣だった原氏の末裔がこの地に移住し、開墾に当たって近江国(現在の滋賀県)にあった関蝉丸神社から御分霊を勧請し創建したと伝わっています。
神奈川県神社庁のサイト内「関神社」の御由緒には、以下のように記されています。
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当所の氏子、原一族の祖は、武田信玄に仕えた原美濃守の末流であるが、慶長十年に至り、後裔原勘解由左衛門勝久、此地に住し、当地開墾に従事した時、工程遅々として進まなかった。以て日頃信仰せる関蝉丸神社に祈願を籠めたところ、一夜にして霊示あり、「我を此地に祀らば工忽ち成就すべし」と。以て直に社殿を造営し、神霊を鎮守するや不思議にも開拓の大業忽ち成ったと伝えられる。
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(以上、神奈川県神社庁サイト内「関神社」より抜粋)
御祭神は、豊玉姫命。
現在は丸子山王日枝神社の兼務社となっているようです。
最寄駅は、JR南武線「武蔵新城」駅。徒歩約15〜20分ほど。
正面の鳥居と社標。
参道。
木々の間を抜けると、拝殿が見えます。
拝殿。
拝殿前の狛犬。
拝殿に掲げられた扁額。
MAP
神奈川県川崎市中原区上小田中1丁目13−1