八幡大神(川崎市中原区上平間)

2020.05.02[ 神社 ]

八幡大神(川崎市中原区上平間)

洪水によって流れ着いた御神霊を祀ったのが起源と伝わる神社 八幡大神(川崎市中原区上平間)

洪水によって流れ着いた御神霊を祀ったのが起源と伝わる、旧上平間の鎮守「八幡大神(川崎市中原区上平間)」。

創建年代は不明ですが、かつて多摩川の大洪水が起こった折に、府中にある上石原八幡宮の社殿が流され、この地に御神霊が流れ着いたそう。そこで住民が祠をつくりこの御神霊を祀ったのが八幡大神の起源と云われています。その後明治期に村内の須賀神社、天満宮、神明宮を合祀しました。

御祭神は、主祭神として誉田別命、配祀神として、天照皇大神・素盞嗚命・菅原道真。

この神社は、1914年に発生したアミガサ事件(多摩川下流の住民が築堤を求め大挙して神奈川県庁へ押しかけた事件)の際の、住民の集結地のひとつ。境内には「アミガサ事件集結の地」という案内板が掲げられています。

最寄駅は、JR南武線「平間」駅。徒歩3・4分ほど。

外観。

拝殿。

境内社の稲荷社。

「アミガサ事件集結の地」と書かれた案内板。

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