亀戸天神社
2017.04.25[ 神社 ]
明暦の大火後の江戸の復興を見守ってきた「花の天神様」
亀戸天神社
1661年、菅原道真の末裔である菅原大鳥居信祐が、天神信仰を広めるための巡行の途中で、もともとこの地にあった天神の小祠に飛梅で彫った天神像を奉祀したのが始まりだと言われている「亀戸天神社」。
明暦の大火からの復興を進めていた江戸幕府は本所を復興開発地に定め、その鎮守として祀るよう四代将軍徳川家綱が社地を寄進し、太宰府天満宮に倣い境内が整備されました。
かつては「東宰府天満宮(あずまのだいふてんまんぐう)」とも「亀戸宰府天満宮」とも呼ばれていましたが、明治6年に「亀戸神社」、さらに昭和11年に現在の「亀戸天神社」に改称。
御祭神は天満天神(菅原道真)、相殿に天菩日命(菅原家の祖神)。
お詣りした日は藤棚は寂しい限りでしたが、4月下旬から5月上旬にかけて行われる「藤まつり」の写真を見ると、なかなか荘厳な雰囲気。混雑も半端なさそうではありますが、できればその時期にまたお詣りしたいと思います。
最寄駅はJR総武線・東京メトロ半蔵門線「錦糸町」駅。徒歩15分ほど。
太鼓橋上からの風景。3月中旬だったため藤棚は寂しい限り。
天神橋の袂にある社標。