皆中稲荷神社

賭け事に御利益がある！？「皆中稲荷神社（かいちゅういなりじんじゃ）」。

1533年、稲荷之大神を奉斎したのが始まりです。

かつて徳川幕府が「鉄砲組百人隊」を組織し、この地に駐屯させました。これが現在の地名「百人町」の由来です。今では「コリアンタウン」として有名な場所ですね。新大久保から大久保駅にかけては、休日だけではなく平日でも多くの人で賑わっています。

鉄砲組百人隊の一人の夢枕に稲荷之大神が現れ霊符を示されそう。そしてこの神社でお詣りした後射撃を試みたら百発百中しました。これを見た他の武士もお稲荷様に参拝した後射撃をしたらやはり皆百発百中したと伝わっており、「みなあたる」から「皆中稲荷神社」と呼ばれるようになったそう。

「みなあたる」、こんなご利益があるのなら、確かにみんなあやかりたいですよね！お詣りした日も、とても多くの人で賑わっていました。

なお、この地は自生のツツジがあり、後に定住した鉄炮組が余暇を利用して栽培し、江戸末期には「大久保つつじ」としても有名になったそう。もしかしたら春に訪れるとツツジ満開だったりするのでしょうか？今後の楽しみにしたいです。