地付五社稲荷大明神（文京区本郷）

地域の稲荷社を合祀してお祀りした「地付五社稲荷大明神（文京区本郷）」。

先の戦災によって焼失したまま放置されていたという幾つかの稲荷社を、戦後の1962年（昭和37年）に合祀・再建したのがこちらの神社です。

境内に掲げられている『由来記』には、以下のように記されています。

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そもそもこの地には古くより伏見稲荷大明神が祀られておりましたが昭和二十年三月の戦災に遭い焼失したまま放置されておりました
昭和三十七年四月地元有志による復興の気運がもりあがり同時に町内にそれぞれに信仰された稲荷社が被災のまま各所にありましたのを合祀し地付五社稲荷大明神として祀ることとし奉賛を願ったところ町内二五三名他崇敬者三四名の浄財の結集をみました
社の運営一切は当町数奇屋建木上野留治氏の手により完成をみたのであります
よって昭和三十七年十月四日の佳き日を選び遷座式を挙行しこれよりこの日を大祭の日と定め二月の初午際と共に祭典を行うことになりました　爾来二十有余年を圣て常日頃御参詣の信仰厚き方々と共に家内安全商売繁昌交通安全災難消除心願成就を念じ地域の繁栄を祈るものであります

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最寄駅は、東京メトロ丸ノ内線「本郷三丁目」駅。

正面から。

境内の様子。

社殿。

社殿前のお狐様。