石上神社(藤沢市鵠沼石上)

2025.10.28[ 神社 ]

石上神社(藤沢市鵠沼石上)

江の島道・石上の渡しにお祀りされていたと伝わる神社 石上神社(藤沢市鵠沼石上)

石上地区の守護神としてお祀りされている「石上神社(藤沢市鵠沼石上)」。

創建年代は定かではありませんが、『此の辺り開発の祖、鎌倉時代の武士を祀った神社』ということから、早ければ鎌倉時代頃からお祀りされていたものと思われます。古くは「砥上明神」と呼ばれており、江ノ島道・固瀬川(片瀬川)の「石上の渡し」近くにあったと云います。現在は石上会館の一角にお祀りされています。

石上会館の壁に貼られている案内文には、以下のように記されています。

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此の石上神社は昔、別名、砥上明神(とがみみょうじん)と言われました。
鵠沼を中心とした此の辺り一帯は天平時代(七三五年頃)「高倉郡(後に高座郡に)土甘郷(とがみごう)」と呼ばれ、鎌倉時代には「砥上が原(とかみがはら)」と呼び、西行法師や鴨長明も砥上が原の歌を残してます。
江戸時代に入ると砥上地蔵尊が(一六五五)建立されました。 石上神社は此の辺り開発の祖、鎌倉時代の武士を祀った神社で、藤沢橋から江の島道の、当時は湾曲していた境川沿いにあった「渡しの舟場」の北側に有り、往来する人たちの守護神として村民は、大明神と祟めていました。
しかし、水難で度々水に浸り、一九三四年(昭和九年)に現在地の石上通り沿い(鵠沼石上二丁目三番)に遷座され、町の守護神となりました。
戦後の宗教法により、藤沢諏訪神社の分社と位置付けられました。
昭和五十二年十一月氏子崇敬者の御芳志により、石上神社と隣の石上会館と共に改築されました。

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最寄駅は、江ノ島電鉄線「石上」駅。徒歩約2・3分ほど。

外観。お隣(左側)の建物が石上会館。

鳥居の正面から。

鳥居の先の眺め。

社殿。

石上会館の壁面に貼られている案内文。

MAP

神奈川県藤沢市鵠沼石上2丁目3

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