宝昌寺豊川稲荷社(杉並区成田西)

2024.11.20[ 神社 ]

宝昌寺豊川稲荷社(杉並区成田西)

宝昌寺の境内にお祀りされているお稲荷さま 宝昌寺豊川稲荷社(杉並区成田西)

宝昌寺の境内にお祀りされている「宝昌寺豊川稲荷社(杉並区成田西)」。

明治の終わり頃にこの一帯が飢饉に見舞われた際に、災難消除と五穀豊饒を祈願して豊川稲荷の御分霊を勧請し宝昌寺の境内に創建されたのが起源と伝わっています。宝昌寺は、旧成宗村の檀那寺だったそう。

杉並区教育委員会による「宝昌寺」の案内板には、以下のように記されています。

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白龍山宝昌寺は、曹洞宗の寺で、本尊は釈迦牟尼如来坐像です。
当寺は、文禄3(1594)年頃、中野成願寺5世葉山宗朔によって開創されました。曹洞宗となる以前は、真言宗の寺であったと伝わり、室町期作の旧本尊である木造大日如来坐像(杉並区指定有形文化財)が現存しています。
江戸時代の宝昌寺は、成宗村の檀那寺として村民の信仰の拠りどころであり、また村内の熊野神社・須賀神社・白山神社の管理をする別当寺でもありました。
安政3(1856)年に火災に遭い、伝来の古記録類は消失しましたが、境内には多数の板碑のほか、区内で最古といわれる地蔵尊や庚申塔など多くの文化財を所蔵しています。
境内に奉安する豊川稲荷殿は、明治末年付近一帯が飢饉に襲われた時、人々の災難消除と五穀豊饒を祈願して、愛知県の豊川稲荷(豊川閣妙厳寺)から分霊したものです。その利益は著しく、大正時代頃から近在諸村に豊川稲荷信仰が広まったといわれています。

令和6年3月 杉並区教育委員会

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最寄駅は、東京メトロ丸ノ内線「南阿佐ケ谷」駅。徒歩約徒歩15分ほど。

宝昌寺の入口。五日市街道沿いにあります。

宝昌寺の山門。

山門からまっすぐ進んだ先に、豊川稲荷があります。

お狐様。

訪問した際は、宝昌寺の本堂は改修工事中でした。

MAP

東京都杉並区成田西3丁目3

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