平塚神社

2017.11.17[ 神社 ]

平塚神社

「平塚三所大明神」として源義家・義綱・義光の三兄弟を祀る神社 平塚神社

平安後期に、領主豊島近義によって創建されたと伝わる「平塚神社」。

源義家・義綱・義光の三兄弟が、後三年の役(1083〜1087年)からの凱旋の際にこの地を訪れ、領主豊島近義の城館に逗留、手厚いもてなしを受けたそう。その礼として、鎧一領と十一面観音像を下賜したとされています。豊島近義は城の鎮守としてこの鎧を埋め塚を築きました。この塚は高さがないことから「平塚」と呼ばれ、この地域の地名になったとされています。この塚のそばに社殿を建て、義家・義綱・義光の三兄弟を平塚三所大明神として祀ったのが「平塚神社」の起源と云われています。

御祭神は、八幡太郎(源義家)・賀茂次郎(源義綱)・新羅三郎(源義光)の源氏三兄弟。

平塚神社のある付近にはもともと平塚城(豊島城)があり、室町時代頃までは豊島氏の本拠地でした。豊島氏はその後本拠地を石神井城に遷しますが、豊島氏本宗家は最終的にはこの平塚城で太田道灌により滅ぼされてしまいました。

最寄駅はJR京浜東北線「上中里」駅。徒歩1分ほど。駅から神社正面の大鳥居までは、徒歩5分ほど。

境内社の菅原神社。

境内社の大門先・元稲荷神社。

境内社の御料稲荷神社。

境内社の石室神社。

大鳥居。鳥居の先は、都市部の神社に多い月極駐車場。。

MAP

特集

閲覧ランキング

モバイルバージョンを終了