鳩森八幡神社

2016.10.25[ 神社 ]

鳩森八幡神社

民間伝承による小祠が起源・都内に現存する最古の富士塚や将棋堂など見処たっぷり 鳩森八幡神社

その昔「ここにあった林に青空から白雲が降り、不思議に思った村人が見に行くと、突然数多の白鳩が西に飛び立っていった」と云われており、これを「瑞雲」(瑞兆)として村人は小さな祠をつくり、鳩森(はとのもり)と名付けたのが始まり。860年に慈覚大師(円仁)関東巡錫の折に、村民の強い要請によって神功皇后・応神天皇・春日明神の像を作り添え、現在の「八幡神社」として創建。1000年以上の歴史があります。

境内には富士塚(千駄ヶ谷富士)があり、約1分?ほどで登頂できます。こちらは江戸中期に富士信仰が盛んになった際に造られたもの。この富士塚は都内に現存する富士塚では最も古いそう。

隣には将棋会館がある関係で「将棋堂」もあります。関東の将棋ファンなら将棋会館に立ち寄った際にはこちらもお参りされるのでは?最近では漫画「3月のライオン」でも登場していますので、多くの方が訪れるかもしれません。

自然が多く残る境内ですが、お勧めは梅雨の季節。紫陽花がとても綺麗に咲いています。

最寄駅はJR千駄ヶ谷駅、もしくは東京メトロ北参道駅。どちらからも徒歩5〜10分ほどで着きます。「江戸八所八幡宮」のひとつ。

富士塚入り口。ちゃんと登れます。決して高くはないものの登った際には「満足感」も。登頂記念の御朱印をいただくこともできます。

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