羽田神社
2017.03.14[ 神社 ]
羽田のてんのうさん・現在は「航空の神様」
羽田神社
鎌倉時代にこの地の領主だった行方与次郎が牛頭天王を祀ったことが起源の「羽田神社」。当時は(現在隣にある)自性院の境内に「牛頭天王社」として祀られていました。
その後明治における神仏分離により「八雲神社」として独立。1907年に「羽田神社」と改称しました。
1988年に現在の社殿が完成、2006年にも改修が行われました。とても綺麗な神社です。
現在の御祭神は、須佐之男命・稲田姫命。
最寄駅は京急空港線「大鳥居」駅。徒歩5〜10分ほど。
地元では今でも「羽田のてんのうさん」と呼ばれるそうですから、かつての牛頭天王社への地元の方々の篤い信仰が窺い知れます。
境内には明治初期に作られたという富士塚があり、登ることはできませんが「羽田富士」として大田区の文化財に指定されています。
現代は、土地柄「航空の神様」という位置付けで「羽田全域の氏神」として航空関係者に人気だそうです。
羽田神社の富士塚入り口。
「登山禁止」の文字。登れないのはなんとも残念。。