子安神社(八王子市)
2019.07.26[ 神社 ]
奈良時代創建・八王子で最も古い神社
子安神社(八王子市)
奈良時代創建・八王子で最も古い神社「子安神社(八王子市)」。
759年(天平宝字3年)、橘右京少輔が時の皇后の安産祈願のために創建したと伝わる、八王子で最も古い神社です。
平安時代には、源義家が奥州征討の際に戦勝を祈願して欅を船形に植樹したと云われており、現在まで「船森」という名称が残っています。
御祭神は、木花開耶姫命。相殿に、天照大神・素盞嗚尊・奇稲田姫命・大山咋命。相殿の神様は、旧子安村内の神社が合祀されたことによるものと思われます。
最寄り駅は、京王線「京王八王子」駅。あるいは、JR各線「八王子」駅。
大鳥居。入り口は甲州街道側ではなく、一本内側(駅側)の細い道側にあります。
境内に掲げられた御由緒板。
境内。正面に見えるのが拝殿。
木花開耶姫命の彫像が祀られている「神水殿」。
境内社の金刀比羅神社。1797年(寛政9年)、八王子宿横山に住んでいた字屋杢代安太郎という金毘羅さんを篤く信仰していた方が、讃岐国の金刀比羅宮より御分霊を自宅で祀っていたのですが、「霊験が現れた」ため、この地に遷座し奉斎したと伝わっています。
湧水によってできた「神池」と、境内社の厳島神社。子安神社は、「八王子湧水めぐり」のひとつにも選ばれています。