永福稲荷神社(八王子市)
2019.07.24[ 神社 ]
力士によって勧請された、八王子宿の入り口に鎮座するお稲荷さま
永福稲荷神社(八王子市)
江戸時代に力士によって勧請された、八王子宿の入り口に鎮座する「永福稲荷神社(八王子市)」。
1756年(宝暦6年)、八王子出身の力士・八光山権五郎によって勧請されたのが起源と云われています。当時のこの地域の地名から「竹の鼻稲荷」とも呼ばれていたそうです。ちなみに八光山権五郎、身長は六尺三寸(約190cm)あったと伝わっています。
御祭神は、倉稲魂命。
現在は駅から少し離れた脇道沿いに祀られている雰囲気なのですが、こちらの神社の前の道が、実はかつての甲州街道。川を越え、八王子宿の入り口とも呼べる場所に鎮座していたお稲荷さまです。
最寄り駅は、京王線「京王八王子」駅。あるいは、JR各線「八王子」駅。徒歩5分ちょっとでしょうか。
右側に映る道が、旧甲州街道。写真奥は日野側。
鳥居。
境内の案内板。
八光山権五郎像。