汲沢五霊神社(横浜市戸塚区汲沢町)
2023.09.25[ 神社 ]
汲沢村の鎮守としてお祀りされていた神社
汲沢五霊神社(横浜市戸塚区汲沢町)
16世紀創建・江戸時代には汲沢村の鎮守だった「汲沢五霊神社(横浜市戸塚区汲沢町)」。
後北条氏の治世下の1571年(元亀2年)に、森織部義秀により村岡の御霊社の御分霊を勧請し創建されたと云います。創建時は村岡五郎平良文・村岡公致・村岡致成を祀っていましたが、その後に鎌倉景成・鎌倉権五郎景政を合祀し、御祭神が五柱になった際に「五霊」と改めたそうです。江戸時代には汲沢村の鎮守としてお祀りされていました。
境内にある『五霊神社由緒沿革』には、以下のように記されています。
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正親町天皇元亀二年(一五七一年)九月十九日創建
當時此の地は村岡郷に属しており、森織部義秀が村岡郷宮前村(現藤沢市宮前)御霊社を勧請し守護神とした。後に鎌倉権五郎景政公を合祀して祭神が五柱となるにつき社名を五霊と改めたと云う。
慶長二年(一五九七年)社殿を再建して五霊大権現と称した。其の後社殿の改築二回更に大正十二年関東大震災に倒壊して翌年復興し数度の修復を行ったが近年雨漏りを憂いて森今吉氏が多額の浄財を奉納されこれを基に氏子一同これに賛同奉納し流れ造りの社殿を改め権現造りの様式にて御造営を成し昭和五十七年十一月六日に竣功した。
茲にこれを記念して建設委員会一同由緒碑を建設する。
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御祭神は、村岡五郎平良文・村岡公致・村岡致成・鎌倉景成・鎌倉権五郎景政。
最寄駅は、横浜市営地下鉄ブルーライン「踊場」駅。徒歩約20分ほど。
神社外観。
正面の石段。その上に丹塗の鳥居が見えます。
参道の狛犬。
境内の手前にも鳥居があります。
境内の様子。
拝殿。
御由緒の刻まれている石碑。
拝殿の扁額。
境内社、でしょうか。。
境内社の『山ノ神』。
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神奈川県横浜市戸塚区汲沢町1273