入町厄神社(藤沢市本町)
2024.06.18[ 神社 ]
川崎大師より御分霊を勧請し創建された神社
入町厄神社(藤沢市本町)
川崎大師より御分霊を勧請し創建された「入町厄神社(藤沢市本町)」。
創建は1884年(明治17年)。川崎大師から分神され創建された神社です。
その前年(明治15・16年頃)、この地域では天然痘が大流行したことから、疫病除けを祈願してお祀りされるようになったそうです。神仏分離の行われた明治期に、川崎大師(寺院)から分神されて創建された神社というのは、なかなか珍しいかもしれません。
入町厄神社世話人会による御由緒板の『由来』には、以下のように記されています。
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明治十五・十六年、この地方に疫病(天然痘)が大流行したことから 明治十七年(一八八四年)に、神社所在地の入町をはじめ、仲久保町、旅籠町の有志により、氏子の疫病除けを祈願して祀られました。
祭礼は、毎年四月の第四日曜日・月曜日の両日執り行われ、祭礼初日には諏訪神社宮司による厄払いのご新祷が営まれます。
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御祭神は、厄神鬼王(疫病除けの神)。
最寄駅は、小田急江ノ島線「藤沢本町」駅、あるいは各線「藤沢」駅。
境内へと続く参道の石段。
御由緒板。
石段を登ったところにある鳥居。
社殿。
手水舎。
MAP
神奈川県藤沢市本町1丁目2−2