新田稲荷神社(相模原市中央区共和)

2022.02.26[ 神社 ]

新田稲荷神社(相模原市中央区共和)

淵野辺新田の鎮守として創建された神社 新田稲荷神社(相模原市中央区共和)

淵野辺新田の鎮守として創建された「新田稲荷神社(相模原市中央区共和)」。

1818年(文政元年)、淵野辺村に開墾された淵野辺新田の鎮守として創建されたと伝わっています。

大野北公民館による案内板「新田稲荷」には、以下のように記されています。

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文政年間(1818年)に久保沢道下に建てられた淵野辺新田地域の鎮守社。祭神は宇迦御魂神。例祭は八月下旬。境内の小さな丘は、「呼ばわり山」といわれ、迷い子や行方不明の者が出た時、鐘や太鼓をたたいて呼ばわると、必ず現れるという民間信仰の場所です。
境内にある細戈神社は昭和二十年に陸軍兵器学校から移されたものです。

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御祭神は、稲倉魏命(※誤字だとは思うのですが、神社の看板にそう書いてあるので)。

現在は、亀ヶ池八幡宮の兼務社となっているようです。

最寄駅は、JR横浜線「淵野辺」駅。徒歩約10分ほど。

正面の鳥居。

参道の途中にある鳥居。

拝殿。

拝殿に掲げられた扁額。

相模原市の文化財として登録されている「呼ばわり山」。案内板には以下のように記されています。

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その昔、当地は平地で雑木林と原野であったが、行方不明者が多かったので、野火除のため開墾の芝や土などで約七メートルの塚を築き、頂上で鐘や太鼓を叩いて御祈りして探したと伝えられている。

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頂上には、人探しに御利益のあるという八王子の今熊野権現社を勧請・創建した今熊神社があります。

境内社の細戈神社(くわしほこじんじゃ)。旧陸軍兵器学校の敷地内(現在麻布大学のある場所)に祀られていましたが、終戦時に新田稲荷神社境内に遷座しました。御祭神は、天照大神・武甕槌命・経津主命。

MAP

神奈川県相模原市中央区共和1丁目11−18

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