妙徳稲荷大明神(新宿区横寺町)
2025.11.09[ 神社 ]

妙徳山圓福寺の境内にお祀りされている稲荷祠
妙徳稲荷大明神(新宿区横寺町)
妙徳山圓福寺の境内にお祀りされている「妙徳稲荷大明神(新宿区横寺町)」。
妙徳山圓福寺は、1596年(文久元年)加藤清正によって創建されたと伝わっています。このお寺に安置されている厄除開運祖師像は、日蓮自らが開眼したもので、その直後に起きた龍ノ口法難の厄を払ったことから「江戸三祖師」のひとつとなっているそうです。
入口に掲げられている「妙徳山圓福寺由緒」には、以下のように記されています。
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当山は文禄五年(一五九六年)九月三日加藤清正公により創建され、「妙法蓮華経」の功徳により福徳円満の御利益を授かるという意味が、山号、寺号の由来です。江戸時代の初期より祀られている祖師像は日蓮聖人が四十九歳の時に彫られた御像で、聖人自ら開眼(魂入れ)なされ、その直後に龍ノ口法難(一ニ七ー年)を免れたことから、生御影(生きるお姿)厄除開運の祖師と称され、古来より多くの参詣者を集めてきました。
また、江戸時代末期に徳川家の祈願寺となり、大奥女中の熱心な信者も多く、明治維新には、江戸城紅葉山より夜光鬼子母神、七面大明神、妙見大菩薩が当山に奉安されました。
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その圓福寺の境内にお祀りされているのが、こちらの妙徳稲荷大明神です。
最寄駅は、都営地下鉄大江戸線「牛込神楽坂」駅。
圓福寺の山門。
正面にあるのは圓福寺の本堂。
お寺の御由緒の書かれた案内板。
本堂に向かって左手に「妙徳稲荷大明神」がお祀りされています。
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東京都新宿区横寺町15