中道寺妙王稲荷神社(杉並区荻窪)
2025.02.05[ 神社 ]
中田加賀守の守護神だったと伝わるお稲荷さま
中道寺妙王稲荷神社(杉並区荻窪)
中道寺の境内にお祀りされている「中道寺妙王稲荷神社(杉並区荻窪)」。
中道寺は日蓮宗の寺院で、1582年(天正10年)の開創と伝わっています。その境内にお祀りされているのが、妙王稲荷神社。
関東管領・上杉顕定の家臣だった中田加賀守(※名前は伝わっていません)の守護神であったとされ、大正時代に中道寺に奉安されたのだそう。
中田加賀守は、当初は上杉顕定の家臣で、中田加賀守館は矢上城とも呼ばれ、現在の慶應義塾高校の野球グラウンド辺りにあったと云われています。しかし一族は後に小田原北条氏の家臣となり、豊臣秀吉による小田原城攻めの際に矢上で憤死したと伝わっています。
最寄駅は、中央本線・東京メトロ丸ノ内線「荻窪」駅。徒歩約15〜20分ほど。
中道寺の入口。
中道寺の本堂。
妙王稲荷神社は、中道寺入口を入ってすぐ左手にお祀りされています。
正面から。
MAP
東京都杉並区荻窪2丁目25