浅草鷲神社
2019.07.14[ 神社 ]
「浅草酉の市」で全国的にも有名なおとりさま
浅草鷲神社
長国寺に祀られていた鷲宮(鷲妙見大菩薩)が起源と伝わる「浅草鷲神社」。
江戸時代には「しんとり」(足立区花畑の大鷲神社が「おおとり」・酉の市発祥の神社)と称され、酉の市で賑わっていたと云います。明治期の神仏分離によって長国寺から分離され「鷲神社」となりました。
長国寺は、1630年(寛永7年)に石田三成の遺子という日乾が鳥越町に開山、1669年(寛文9年)に現在地(鷲神社のお隣)に移転しました。長国寺に鷲妙見大菩薩が祀られるようになったのは、1771年(明和8年)のこと。それまでは上総国(現在の千葉県茂原市)鷲山寺に祀られていたと伝わっています。
長国寺で行われていた「浅草酉の市」は、日本最大の酉の市と云われています。
現在の御祭神は、天日鷲命・日本武尊。また「浅草名所七福神」のひとつとして、「寿老人」も祀っています。
最寄駅は、東京メトロ日比谷線「入谷」駅。徒歩7分ほど。「三ノ輪」駅も徒歩圏です。
大鳥居。
二の鳥居。
御由緒の書かれた案内板。