天沼八幡神社(杉並区天沼)

2024.07.07[ 神社 ]

旧天沼村字中谷戸の鎮守神 天沼八幡神社(杉並区天沼)

旧天沼村字中谷戸の鎮守としてお祀りされていた「天沼八幡神社(杉並区天沼)」。

16世紀後半の天正年間(1573~1591)に八幡社として創建されたと伝わっています。江戸時代には天沼村字中谷戸の鎮守であり、明治期に厳島神社を合祀しその後村社になっていました。

杉並区教育委員会による案内板には、以下のように記されています。

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当社は旧天沼村字中谷戸の鎮守で、天正年間(1573~1593)の創建と伝えられています。主祭神は第15代応神天皇(誉田別命)で、武運の神として崇敬を集めました。「新編武蔵風土記稿」には、「除地百五十平コレモ中谷戸ニアリ此所ノ鎮守ナリ本社ハ三尺四方ニテ覆屋二間二三間 南向 例祭九月ニテ下ノ稲荷十二所権現ト交ル々々行へリト云フ」とあります。
明治 40(1907)年9月には、字四面道の銀守であった厳島神社(祭神市杵嶋比売命)が合祀されました。市杵嶋比売命は合祀以来、水神・安産の神として深く信仰され、雨乞いの行事なども古くから伝えられています。昭和2(1927)年4月には村社となりました。
江戸時代の天沼村は麹町日枝神社(現・赤坂日枝神社)の社領であったため、日枝神社は古くから未社としてこの地に奉斎されており、日枝神社の他には須賀神社・金山彦神社(以上合殿)、稲荷神社(三殿)があります。
この他に境内摂社として大島神社があります。大鳥神社(祭神日本武尊)は、商売繁盛の神社として信仰され、毎年11月の西の日を祭日として熊手市がたち、当社では開運熊手守・福枡等を授与しています。
本殿は昭和52(1977)年に、神楽殿は平成16(2004)年に改築されました。
令和4(2022)年3月には、天沼弁天池公園脇にある境外社の天沼弁天社(祭神市杵島姫命)を改築しました。

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上記の通り、御祭神は誉田別命・市杵嶋比売命。

最寄駅は、JR中央本線・東京メトロ丸ノ内線「荻窪」駅。徒歩約10分ほど。

神社外観。

正面の鳥居。

すぐに次の鳥居があります。

境内の様子。

拝殿。

境内社。

拝殿前の狛犬。

MAP

東京都杉並区天沼2丁目18−5

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