赤堤六所神社(世田谷区赤堤)
2021.12.12[ 神社 ]
赤堤村の鎮守として祀られていた六所宮
赤堤六所神社(世田谷区赤堤)
府中の六所宮の御分霊を勧請し創建されたと伝わる「赤堤六所神社(世田谷区赤堤)」。
1584年(天正十二年)に、服部貞殷が府中の六所宮(現在の大國魂神社)の御分霊を勧請し創建されたと伝わっています。江戸時代には赤堤村の鎮守として祀られていました。
『六所神社御遷座四百年奉祝記念碑』と書かれた石碑には、御由緒として以下のように記されています。
==========
當神社は天正十二年(一五八四年)服部貞殷が府中の六所宮(現大国魂神社)を勧請遷宮赤堤の總鎮守として奉斎
==========
服部貞殷とは、伊賀国出身であの服部半蔵と同族で、この服部家は江戸時代には赤堤一帯を所領する旗本となったそう。なお神社のある場所は江戸時代以前は世田谷吉良氏の世田谷城の支城「赤堤砦」だったと伝わっています。
御祭神は、大国魂命。
最寄駅は、東急世田谷線「松原」駅。
正面の鳥居。
木々に囲まれた境内。
拝殿。
境内社の厳島神社。こちらでは天宇受売命を御祭神として祀っています。
天祖神社・子安神社・御嶽神社・大鳥神社・神明社の合祀殿。
境内社の松沢稲荷神社。
拝殿前の狛犬。
手水舎の、亀?
リンク
MAP
東京都世田谷区赤堤2丁目25−2