赤田稲荷宮（横浜市青葉区あざみ野南）

赤田谷戸にお祀りされていた？お稲荷さま「赤田稲荷宮（横浜市青葉区あざみ野南）」。

創建年代は不明ですが、明治中期の地図を見ると赤田谷戸の丘の上、現在地より東約100mほどのところに神社があったことがわかります。

この一帯は現在は開発され高級（といって良いと思います）住宅街となっていますが、この開発に先立って行われた調査によって、5世紀から7世紀にかけて造営された古墳群（赤田古墳群）が発見されています。すぐそばに武蔵国都築郡の郡衙跡があることから、大和朝廷と強い結びつきがあった地域の有力豪族の墓ではないかと考えられているようです。

最寄駅は、東急田園都市線「あざみ野」駅、あるいは「江田」駅。

坂下からの眺め。左奥に見えるのはあざみ野南鍛冶谷公園。

正面から。

鳥居の扁額。

社殿。

境内の石塔群。一番手前にあるのは、大六天（第六天）の石碑。

社殿前のお狐様。

社殿前からの境内の眺め。