山下門跡

2019.11.13[ 史跡・公園等 ]

山下門跡

かつて江戸城山下橋門があった場所 山下門跡

江戸城門の中で最も小さかったと云われている「山下門(山下橋門)跡」。

山下門は、1636年(寛永13年)に、高松藩の藩主・生駒高俊によって造られました。渡櫓のない形で、江戸城の門の中では最も小さいものだったそうです。外濠に設けられた外郭門のひとつで、江戸城三十六見附に数えられています。

しかし現在は残念ながら遺構を含め当時を偲ぶものは何ひとつ残っていません。。JRのガード下に、案内板があるのみです。

その案内板には以下のように記されています。

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山下門は、1636年(寛永13年)に、高松藩(現在の香川県)藩主生駒高俊によって築造されました。門に附属する山下橋は、現在の有楽町二丁目・内幸町一丁目と中央区の銀座五、六丁目を結んでいました。
山下門の名称は、京橋側の門前の町名が山下町(現在の銀座五、六丁目)であったことに由来しています。また、門内に佐賀藩(現在の佐賀県)鍋島家の屋敷があったことから鍋島御門の別名があったほか、外日比谷御門とも称されていました。
1873年(明治6年)に山下門は桝形石垣と橋を残して撤去され、1900年(明治33年)に外堀が埋め立てられた際に橋も姿を消しました。現在は「山下橋架道橋」にその名前が残っています。

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最寄駅は、JR山手線「有楽町」駅。「新橋」駅からも近いです。

山下橋架道橋。この中に案内板があります。上はJRの線路。

案内板。

山下橋架道橋の前は、帝国ホテル。こちらを目印にすると少しわかりやすいかも?

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