下鶴間宿

2018.10.30[ 史跡・公園等 ]

下鶴間宿

大山街道と滝山街道が交差する位置にあった宿場町 下鶴間宿

大山街道の宿場のひとつ「下鶴間宿」。

すぐそばの「大山阿夫利神社御分霊社」前の石碑(メイン画像の石碑です)に「江戸十里 大山七里」とあります。道程のほぼ中間点だったんですね。

大山街道(矢倉沢往還とも)は、下鶴間村を東西に横切っているのですが南北には滝山街道や旧鎌倉街道などが走っており、継立村にも指定されていました。

もっとも、現在は旅籠屋は一件も現存せず。道路の細さと、いくつか残る自社仏閣のみが往時の雰囲気を僅かに伝えるのみとなっています。

最寄駅は、東急田園都市線「つきみ野」駅。徒歩15分ほど。小田急江ノ島線「鶴間」駅からは、徒歩20分ちょっと。目印(地図上のマーカー)は大山阿夫利神社御分霊社前の石碑にしていますが、以下の写真でご紹介している場所は、ここから西に進んだエリアとなります。

下鶴間宿高札場。交通の要衝でもあった証。

鶴林寺不動堂。

鶴林寺不動堂へ登る石段の脇にある不動明王塔。

鶴林寺にある「生き地蔵」。生きながらに土中に入り、念仏を唱え息を引き取った崇信という僧侶を弔うために建てられたものと伝わっています。

鶴林寺へと続く坂道の途中にある「鶴間宿」の案内板。

下鶴間不動尊前の旧大山街道の坂道。

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