大山道道標(横浜市泉区岡津町)

2025.09.13[ 史跡・公園等 ]

大山道道標(横浜市泉区岡津町)

永明寺別院の門前に残された道標 大山道道標(横浜市泉区岡津町)

江戸時代の大山詣を今に伝える「大山道道標(横浜市泉区岡津町)」。

柏尾通り大山道は、東海道・柏尾の不動坂から分岐して、現在の横浜市泉区内を縦断、その後長後から相模川を越えて大山へと向かう、大山道のひとつ。阿久和川沿いを上流に向かい、そして永明寺別院があるところで右折し西田谷戸方面へ向かいます。

その永明寺別院の門前にあるのが、こちらの道標。もともとは別院の前・阿久和川にかかる不動橋の南西の袂にあったものを移転したとのこと。道標には「享保十年」との銘があるので、1725年に造られたものだと思われます。

最寄駅は、相模鉄道いずみ野線「弥生台」駅。

永明寺別院。

中央にあるのが大山道道標。

側面。『右 ほしのやミち』と刻まれているのだそう。

永明寺別院の前、阿久和川にかかる現在の不動橋。左奥に見える林の中に向導寺不動堂があります。

MAP

横浜市泉区岡津町1616

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