保土ヶ谷宿旧中橋跡
2019.04.05[ 史跡・公園等 ]
東海道保土ヶ谷宿にあった「中橋」の跡地に建つ案内板
保土ヶ谷宿旧中橋跡
江戸時代に東海道保土ヶ谷宿を横切っていた今井川に架けられていた「中橋」の跡地に建つ「旧中橋跡」。しかし正直なところ、案内板以外はこれといったものは残されていません。。
1648年(慶安元年)に新しい保土ヶ谷宿が造られた際に、宿を横切るように造られた今井川。そこに架けられていたのが「中橋」。
しかしその構造と土地の低さから、大雨の度に浸水する状況が繰り返されていました。今井川の川筋が現在のように(直線的に)変更されたのは、幕末になってからのこと。ちなみにこの時に発生した大量の残土は、品川台場の埋め立て用に使われたそうです。
最寄駅は、JR横須賀線「保土ヶ谷」駅。
ご覧の通り、案内板がなければ全く気付きません。。
現在の今井川。写真奥に向かって流れていますが、これが幕末に掘られた新しい川筋です。