久地円筒分水
2019.05.12[ 史跡・公園等 ]
二ヶ領用水を正確に分水するために造られた、国の登録有形文化財
久地円筒分水
1941年(昭和16年)に造られた、二ヶ領用水の分水施設「久地円筒分水」。
江戸時代に造られた二ヶ領用水は、久地(久地分量樋)で4箇所に分水されていました。しかしなかなか正確に分水できず、水をめぐる争いが絶えなかったと云われています。そこで、円周比により正確に分水する「円筒分水」が造られました。当時としては優れた方式だったことから、この後日本各地で同様の施設が造られたそうで、1998年(平成10年)に国の登録有形文化財に登録されました。
最寄駅は、JR南武線「津田山」駅、あるいは、JR南武線「武蔵溝ノ口」駅、東急田園都市線「溝の口」駅。
案内板(1)。
案内板(2)。