広袴公園

鶴川の新興住宅街の中にある水辺の公園「広袴公園」。

鶴見川支流・真光寺川の上流にあり、園内の小池は調整池の役割も担っています。カワセミや鷺等の野鳥も多く、市民の憩いの場となっています。この川沿いは古くは水田地帯でした。

なお、地名の「広袴」（ひろはかま）の由来は、鎌倉時代にこの一帯を所領していた小山田氏の家臣のひとり・前島半弥が巡回した際に「この地の形状はあたかも袴を広げたごとし」と語った、ということからなのだそう。古くは武蔵国都筑郡幡屋郷であり、江戸時代には多摩郡小山田庄三矢田郷広袴村として幕府直轄領（一部旗本領）になっていました。

最寄駅は、小田急小田原線「鶴川」駅、あるいは小田急多摩線「栗平」駅。

訪問した際には見事な八重桜を鑑賞することができました。