五貫目道祖神
2018.10.29[ 史跡・公園等 ]
江戸時代中期に、大山街道に祀られた道祖神
五貫目道祖神
江戸時代中期に、大山街道に祀られた道祖神「五貫目道祖神」。
もともとは境川に架かる鶴瀬橋の手前に祀られていたと云います。北は(江戸)青山、西は大山(さらには小田原)、南は鎌倉へと通じる場所に道標としての役割も果たしていました。現在地には、国道246号のバイパス工事の影響により1992年に移設されました。
この地域は、東西に走るのは大山街道、南北に走るのが旧鎌倉街道なのですが、特に南北に伸びる道は、何本かの道があり、時に交差しています。これら旧道(明治期のものも含む)の大きな流れは現在の「国道16号線」になっています。
ちなみに現在の道祖神は江戸時代末期の1856年に祀られたもので、二代目だと伝えられています。
最寄駅は、東急田園都市線「つきみ野駅」。徒歩20分ほど。
脇に設置された案内板。
かつて道祖神があったという、鶴瀬橋からの眺め(上流方面)。