人見稲荷神社(府中市若松町)
2025.06.02[ 神社 ]
小野神社の御分霊を勧請し創建されたのが起源
人見稲荷神社(府中市若松町)
鎌倉時代に創建されたと伝わる「人見稲荷神社(府中市若松町)」。
1232年(寛喜3年)、武蔵左衛門尉資頼(武藤資頼)が小野神社の御分霊を勧請し創建したのが起源と云われています。その後元弘の乱時に焼失しましたが、1597年(慶長2年)に稲荷社として再建されたようです。
境内にある『社殿再建記念碑』には、以下のように記されています。
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御祭种は倉稲魂命 天下春命 瀬織津比咩命三柱にして武蔵国造兄式武比命の祀られし社なりと傳ふ
昭和五十六年十一月三日未明 不慮の出火に依り焼失氏子中恐懼協力し再建す
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この文章では武蔵国造兄式武比命が建立した、とも読めますね。
御祭神は、倉稲魂命・天下春命・瀬織津比咩命。
現在は恋ヶ窪熊野神社の兼務社となっているようです。
最寄駅は、西武多摩川線「多磨」駅。
人見街道にある一ノ鳥居。ここから神社までは約200mほど。
参道を進みます。
畑の先に、次の鳥居が見えます。
境内手前の鳥居。
石段を登って社殿へ向かいます。
拝殿。
境内社の祓戸神社。
浅間神社遥拝所。お詣りした時は近くの人見浅間神社のため?等とぼんやりと思っていたのですが、方角が違います。西の方角なので、富士山そのものを遥拝するためのものかもしれません。
御由緒が刻まれている『社殿再建記念碑』。
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MAP
東京都府中市若松町5丁目7−6