井の頭恩賜公園(武蔵野市御殿山)
2025.05.26[ 史跡・公園等 ]
井の頭池を中心とした緑豊かな公園
井の頭恩賜公園(武蔵野市御殿山)
武蔵野三大湧水池のひとつに数えられる井の頭池を中心とした「井の頭恩賜公園」。一般的には「井の頭公園」として親しまれています。
「井の頭」は、ここの湧水池が神田上水の水源であることから徳川家光によって「井之頭」と名付けられたのが起源とも云われています(※他にも諸説あります)。江戸時代には徳川幕府の直轄地になっていましたが、明治期に宮内省の管轄となった後、当時の東京市に下賜され1917年(大正6年)に恩賜公園として公開されるようになりました。そういった経緯から正式名称は「井の頭恩賜公園」となっています。
最寄駅は、JR・京王電鉄井の頭線「吉祥寺」駅、あるいは京王電鉄井の頭線「井の頭公園」駅。
北側からの池の眺め。
こちらが水源の湧水。『お茶の水』と書かれた案内板には、以下のように記されています。
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お茶の水
井の頭池は豊富な湧き水に恵まれ、かっては三宝寺池、善福寺池とともに「武蔵野三大渓水池」と呼ばれていました。
徳川家康がこの池の湧水を関東随一の名水とほめてお茶をいれたという伝説から「お茶の水」という名が付いたともいわれています。
現在では活水減少のため、地下水をポンプでくみあげています。
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中央に見えるのは井の頭弁財天。
公園南側は、お馴染み(?)スワンボートがいっぱいです。
MAP
東京都武蔵野市御殿山1丁目18−31