柳森神社

2017.10.05[ 神社 ]

江戸城の鬼門除けとして創建・「おたぬきさま」のいるお稲荷さま 柳森神社

1457年、太田道灌によって江戸城の鬼門除けとして創建された「柳森神社」。

神田川沿いの堤一帯に柳の木を植樹したのが社名の由緒と云われています。その神田川の掘割工事が行われるのに伴い、1659年に現在地に遷座しました。

江戸時代には烏森神社椙森神社とともに「江戸三森」のひとつとして江戸町民から崇敬されました。

関東大震災では社殿等を焼失しましたが、戦災では難を逃れたそう。しかしその後放火により半焼、1986年に修復されました。

最寄駅はJR各線「秋葉原」駅、都営地下鉄新宿線「岩本町」駅。

柳森神社写真

鳥居をくぐり、階段を下った先が境内、という珍しい形式。

柳森神社写真

境内社の浅間神社。階段横の斜面が「富士塚」に見立てられているようです。

柳森神社写真

他にも多くの境内社が祀られていますが、特筆すべきは福寿神祠。徳川五代将軍綱吉の生母・桂昌院により江戸城内に勧請されたお稲荷さまで、明治維新後にこの地に遷座しました。通称は「おたぬきさま」。他を抜いて(=たぬき)玉の輿に乗った桂昌院にあやかろうと、大奥の女中はこのお稲荷さまに祈願したと云われています。

柳森神社写真

おたぬき様。

柳森神社写真

こちらにもおたぬき様。

柳森神社写真

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