隠田神社

2016.11.09[ 神社 ]

隠田神社

原宿の産土神・第六天魔王波旬を祀っていた第六天社が起源 隠田神社

東京・原宿の産土神「隠田神社」。

葛飾北斎の浮世絵「富嶽三十六景」に「穏田の水車」として描かれていることでも知られる穏田村。この村の産土神として祀られていたのが現在の隠田神社。現在は原宿といえば若者が集まる、現代文化の発信地のように扱われますが、江戸時代は「江戸の外れの田んぼが広がる長閑な田園風景が続く農村」でした。

かつては「第六天社」と呼ばれていました。「第六天」とは仏教で言うところの「悪魔」(第六天魔王波旬)。この「悪魔」を祀っていたのが「第六天社」です。
西洋的な意味はともかく仏教的には「欲界の六欲天の最高位にして依然として欲望に束縛される世界」、いわば「欲界の最上位にして天上界の中でも人間界に近い」位置付けの神様です。かつて織田信長は「六欲天の魔王」と自称したと伝えられ、これを怖れた豊臣秀吉は関西にあった第六天神社を尽く廃社したそう。そのせいか、関西には「第六天社」はほとんどないそうですが、関東には「第六天社」の系統が各地に残っています。

石ころから悪魔、果ては現存した人間まで、日本人は様々なものを「神様」として祀ってきたひとつの証ですね。

現在の御祭神は淤母陀琉神・阿夜訶志古泥神・櫛御食野神。無理やり日本神話に組み込まれていますが、結局のところ「第六天魔王の垂迹」が神様です。

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